新潟の地で150年 これからも古町で 地域とともに歩み続ける
新潟の地で150年 これからも古町で 地域とともに歩み続ける

新潟市中央区古町通五番町に店を構える「はり糸」は、明治6年(1873年)創業の老舗菓子店であり、新潟で初めてカステラを焼いた店として知られています。その歴史は150年以上にわたり、お陰様で地元の人々に愛され続けています。

創業と初代の挑戦

「はり糸」は、明治6年に新潟市古町で創業しました。当時、新潟でカステラを製造・販売する店はなく、初代は長崎のカステラ文化を取り入れ、新潟の地で独自のカステラ作りを始めました。その試みは新潟市民に新しい味覚として受け入れられ、評判を呼びました。

戦後の発展と多店舗展開

戦後、「はり糸」は和菓子や洋菓子、さらにあんまんなど多彩な商品を手がけ、デパートやスーパー、駅ビルなどに20店舗以上を展開するまでに成長しました。しかし、多店舗展開に違和感を感じた経営陣は、再び原点に立ち返る決断をします。

本店一本化とカステラへの回帰

「はり糸」は、古町本店のみを残し、他の店舗を閉鎖。販売商品もカステラに絞り込みました。この決断は、「お客様の顔を見ながら地元でお菓子を売っていきたい」という思いからでした。現在、カステラが売上の約80%を占める主力商品となっています。

伝統と革新の融合

「はり糸」のカステラは、小麦粉、砂糖、米飴、卵といった基本的な材料を使用し、厳選した良質な卵をたっぷりと使って焼き上げられています。また、季節限定の「よもぎ」や「ほうじ茶」味、地酒「越乃寒梅」を使った「地酒カステラ」など、新しい味にも挑戦しています。

地域との連携と街づくり

「はり糸」は、古町商店街のイベントや活性化するための企画等には、積極的に参加し、協力し続けていく所存でございます。これからも、古町とともに細く長く続けていけたらと考えております。

高志路

新潟妖怪研究所の所長であり、新潟県民族学会理事であらせられる高橋郁子さまが、はり糸の「ゆかり」について書いてくださっている文章がございます。謹んで掲載させていただきます。

高志路(PDF)

現在、「はり糸」は五代目・池一樹氏が経営を担い、伝統を守りながらも新しい挑戦を続けています。毎日店舗奥の工場で焼き上げられるカステラはしっとりとした生地と濃厚な甘さが特長で、お陰様で多くのファンに指示されています。

はり糸は、これからも地域に根ざしながら確かな手仕事でお菓子をお届けしてまいります。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

アクセス

はり糸

〒951-8063

新潟県新潟市中央区古町通5番町618

電話番号:025-228-4471

営業時間:9:30〜18:30

※無休

駐車場:契約駐車場あり